もしも遠方の親が倒れたら!介護の実態とは。

今、病院は長くは入院していられない

「介護」のことは若い時にはまだ考えることはないかも知れません。でも40歳になり介護保険料を給料から天引きされ始めたり、遠方に住む高齢の親の背中が頼りなく感じた時、「介護」の2文字をそろそろ意識し始めるのかも知れません。考えたくないことではありますが、例えば遠方の父親が脳梗塞などで倒れた時のことをシュミレーションしてみたとして、病院に入院することになり、あなたは慌てふためいて実家がある町へと電車かあるいは飛行機で帰るとします。仕事を何日も休めないでしょうから、病院に入院して治療を受けている母親に父親をたくしてまた実家を後にしますね。病院はある程度快復したら退院しなければならず、およそ3か月と決められていますから、リハビリが必要な場合は病院のケースワーカーと相談してその後の行く先を決めなければなりません。

退院した後に受けられる介護サービス

そこから医療保険から介護保険への分野になるんですね。さて、まだ歩くことが容易でない父親を母親ひとりで看るのは難しく、あなたも遠方で仕事があり介護をするのが無理だとなると、介護申請をして介護認定を受けることになります。介護度は要支援1、2と要介護1~5とありますがそれに応じた施設を利用することになり、「老健」という老人保健施設でリハビリをするという選択をしたとします。「老健」も3か月間が基本ですから、3か月リハビリをした後はまた行く先を決めなければなりません。地域のケースワーカーと相談の上、おうちに帰って何とか母親が介護をしようということになったとします。

在宅で受けられる介護サービス

在宅介護になった場合の介護サービスとしては、食事などの介助をしてくれる「介護ヘルパー」週に一度看護師さんが様子を見てくれる「訪問看護」在宅でリハビリしてくれる「在宅リハビリ」などがありますが、介護度の重さによって受けられるサービスが違います。さて、母親ひとりで毎日ずっと介護は大変ですが、ディサービスという強い味方もいます。車でお迎えに来てくれて朝から夕方まで、昼食介助、お風呂介助、合間にリハビリや趣味などで楽しませてもくれるのです。お母さんひとりで抱え込むと苦しくなりますがそういった介護サービスを受けたり、時々あなたが帰って手伝ったり愚痴を聞き役になってあげたりして、なんとかお父さんも快復していくでしょう。数年後には超高齢化社会が確実に来る今、何かあった時に慌てないように少しずつでも知っておくことが大切かも知れません。

介護の求人では未経験も対象としているところがあります。働きながら資格がとれる制度を整えている雇用先もあります。